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新型コロナ 医療従事者に感謝の31音 「#」つけSNSで発信 大阪の短歌愛好者ら /大阪

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 大阪の短歌愛好者らが、新型コロナウイルスに立ち向かう医療従事者に感謝の思いを伝える短歌を作り、ツイッターなどのSNSで「#医療従事者へ贈る短歌」のハッシュタグをつけ発信している。中心となった歌人の高田ほのかさん(38)=大東市=は「31音に圧縮された『ありがとう』の思いを届けたい」と話している。

 高田さんが開く短歌教室は新型コロナの感染拡大を受け3月から中断したが、5月中旬にオンライン会議システムを使い再開。「今、短歌だからこそできること」を話し合う中で「忙しい医療従事者の方にも短歌なら気軽に読んでもらえるのでは」とアイデアが浮かび、約20人の生徒たちに呼びかけた。【花澤茂人】

サイレンが街を裂くごとその先に 命を守る人がいること

 大阪市西区の西岡加奈代さん(42)は、救急車を目にし「あの1台1台の中に、苦しんでいる患者さんや、極限の状況下で息を詰めるような思いで働いている人がいる」と胸がつまるような思いをしたことを歌にした。

聴診器肩にかけつつ廊下越し 空を見上げて心飛ばせよ

 枚方市の女性(55)は、看護師として働く長男の彼女へのメッセージを歌にした。「真面目な子なので、きっと最前線で一生懸命になっているはず。たまには空を見てふっと息を抜いて」と思いをはせた。

運動に早寝早起き朝ごはん あなたの役に立てるでしょうか

 「人ごととして『頑張れ』や『大丈夫だよ』と言うのではなく、一緒の目線に立って自分にできることを考えた」という大阪市中央区の中島蕗子(ふきこ)さん(33)。「心身を豊かに保ち、健やかにいられるよう頑張ります」という前向きなメッセージで、医療現場への敬意を表現した。

いまだけはマスクを取ってこの歌に 触れて疲れたっていっていいよ

 高田さんは、マスクを外すことも、気軽に何かに触ることも、弱音を言うこともままならない医療従事者たちに向け、「この歌に触れるときだけは心をほぐしてほしい」との思いを歌にした。「どの歌にもそれぞれの感謝が詰まっている。受け止め方に正解はないので、慌ただしいお仕事の合間に少し手を止め、自由に楽しんでもらえたらうれしい」と話している。

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