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人間の攻撃性を目の当たりにすることが少なくない。
新型コロナウイルス禍に現れたいわゆる「マスク警察」「自粛警察」やソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)で過激化する中傷。2016年に相模原市で起きた障害者施設殺傷事件では、元職員(死刑囚)が「意思疎通が取れない人は社会の迷惑」と語り、殺害の正当性を訴えた。
一見無関係なように見えるが、いずれの事件の当事者にも「自分は絶対に正しい」という思い込みからくる、歪(ゆが)んだ「正義」が見て取れる。人間の凶暴性はここから立ち上がり牙をむく。
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