国会のモラル崩壊 元官房副長官・松井孝治氏、前衆院事務総長・向大野新治氏

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
松井孝治氏=滝川大貴撮影
松井孝治氏=滝川大貴撮影

 国会の審議中に議員が議案とは関係のない読書やスマートフォンいじりをする問題行為が横行している。議員自身が「言論の府」の名を汚すような行為とその背景をどう見ればいいか。国会運営の実情に詳しい2人に尋ねた。【聞き手・松本惇、大場弘行】

事前審査、形骸化招く 元官房副長官・松井孝治氏

 国会が「学級崩壊」の状態になっている。問題の根にあるのは国会審議の形骸化だ。

 要因の一つに日本の国会の「定足数」に対する厳格な考え方がある。議事を進めるために必要な出席議員数のことで、一瞬でも割り込むと審議を止めるのが通例。質疑者は事前に決まっており、それ以外の議員はやりとりを聞くだけだ。

この記事は有料記事です。

残り1865文字(全文2150文字)

あわせて読みたい

ニュース特集