「中印」の新たな火種か 中国に近いネパール、インドが後ろ盾のブータンが摩擦呼ぶ新政策

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ネパール政府が、インドとの係争地を自国領とする地図を法制化したことを祝う人々=カトマンズで6月13日、AP
ネパール政府が、インドとの係争地を自国領とする地図を法制化したことを祝う人々=カトマンズで6月13日、AP

 中国とインドが国境を巡って対立する中、両国が影響力を競い合う南アジアでも新たな火種が生まれつつある。中国に近いネパールのオリ政権は最近、インドを刺激する政策を相次いで打ち出した。一方で、インドを後ろ盾とするブータンは「中国がブータン東部の領有権を主張し始めた」と反発しており、周辺国を巻き込んだ中印のつばぜり合いが激しくなる可能性もありそうだ。

 ネパールのオリ政権は6月、インドも領有権を主張する北西部カラパニなどを自国領とする地図を法制化した。インドが昨年、この地域を自国領とする地図を公表したことや、5月にネパールとの係争地に道路を開通し、市民の間で反発が高まったことを踏まえた措置だ。

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