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理の眼

命に手を差し伸べよ=青木理

 全身の筋肉が動かなくなる難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)を患った京都市の女性に対し、2人の医師が薬物を投与して殺害した事件。一部の政治家がこれを機に「安楽死」の議論を進めようと訴えているようです。類似の主張は社会保障費の増加をめぐる文脈で一部政治家やメディア人が最近も口にしましたが、今回も「命の選別につながる」「優生思想を助長する」といった批判が出ていて、僕もまったく同感です。

 もちろん、生命を含めた自己決定権をどう尊重するかは重要なテーマで、世界的に議論が交わされています。ただ、今回は主治医でもない医師が突如薬物を投与したと報じられ、事実なら単なる殺人行為。これを受けて「安楽死」を持ち出す神経を疑います。

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