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写真館 コロナ禍の博多祇園山笠 /九州

7月15日午前4時59分。追い山のスタート時間の清道には静かな時間が流れた

 「オイサ オイサ」のかけ声とともに、締め込み姿の男たちが博多の街を駆け抜ける勇壮な博多祇園山笠(福岡市博多区)。779年の歴史を誇るが、今年は、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて開催を見送った。

 毎年7月1~15日にあり、約1トンの舁(か)き山笠が疾走する15日の「追い山」でクライマックスを迎える。午前4時59分からスタートし、七つの舁き山笠が順次、櫛田神社の清道を1周して街へ駆けだしていく。例年、県内外から訪れた多くの見物客でにぎわうが、今年の早朝の神社には、数十人の市民の姿があるだけだった。

 山笠が奉納される櫛田神社によると、1241年に疫病退散を祈願し始まった。今回開催が見送られたが、明治時代のコレラ流行時や1945年6月19日の福岡大空襲の際も山笠は担がれなかった。

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