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TOKYOスイッチ

「成り金五輪」返上 延期の1年でシンプルに、等身大に 漫画家・ヤマザキマリさん

インタビューに答える漫画家のヤマザキマリさん=東京都世田谷区で2020年7月8日、丸山博撮影

 来夏に延期された東京オリンピック・パラリンピックはどんな大会にすべきだろう。コロナ禍の終息は見通せないが、私たちは再考する時間を得た。看板倒れに終わりそうだった理念や批判が出ていた大会運営のあり方を、見直すことができるかもしれない。各界の識者に考えを聞いた。

 なぜ人はスポーツに熱狂するのか。なぜ涙が出るほどの感動を覚えるのか。その理由を知りたくて、古代ギリシャ人が1964年の日本にタイムスリップするマンガ「オリンピア・キュクロス」(集英社)の連載を2018年に始めた。古代のオリンピックと現代の五輪やスポーツのあり方を対比する中で、何かが見えてくると思った。

 作品を書き進める中で、五輪のあり方に対する疑問が膨らんでいる。例えば大会が国同士の競争の場になり、メダルの数を競ったりする風潮。古代ギリシャでは選手は個人として称賛を浴びるだけで、出身がどこのポリス(都市国家)かは問われなかった。作品にも描いたが、マラソンの円谷幸吉選手が金メダルへの重圧から自ら命を絶ったような悲劇は考えられない。

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