「地域に愛されるビール作りを」 奈良・吉野に移住の醸造家 隠し味に特産品も

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山に囲まれた古民家(中央奥)にビール醸造所を造り、クラフトビールの製造を始めた石井啓順さん(左)と妻の朋子さん=奈良県東吉野村で2020年7月24日午後5時49分、萱原健一撮影
山に囲まれた古民家(中央奥)にビール醸造所を造り、クラフトビールの製造を始めた石井啓順さん(左)と妻の朋子さん=奈良県東吉野村で2020年7月24日午後5時49分、萱原健一撮影

 奈良県東吉野村大豆生(まめお)で、2年前に移住してきた地域おこし協力隊の石井啓順(ひろゆき)さん(47)が吉野郡内では初のクラフトビール醸造所を造り、今月稼働を始めた。醸造所は、同村で最後に確認されたとされるニホンオオカミにあやかり「グットウルフ麦酒(ばくしゅ)」と命名した。8月1、2両日に「お披露目会」を開き、まずは日ごろお世話になっている村人たちの喉を潤したい。【萱原健一】

 醸造所は村役場から南東方面に車で15分ほど入った山あいにある。築100年以上という木造平屋建ての古民家を借り、土間の一部を改装して作った。銀色に輝く仕込み釜や煮沸釜、発酵タンクが並ぶ。7月中旬に仕込みを始め、400リットルと200リットルのタンクで発酵させ、現在熟成中だ。

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