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コロナ自宅待機で急変、夜間搬送調整拒否 埼玉の保健所「消防で対応を」 県が調査

埼玉県庁=内田幸一撮影

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 埼玉県蓮田市で自宅待機していた新型コロナウイルス感染患者が7月10日、体調を崩して深夜に救急搬送を要請したところ、県幸手(さって)保健所が「深夜なので対応できない」と搬送先の調整などの対応を断っていたことが蓮田市消防本部への取材で判明した。埼玉県では4月から、新型コロナ感染患者の救急搬送について県が搬送先を調整し、実際の搬送についても基本的に保健所が行うと市町村に通知しており、県は詳しい経緯を調べる。

 市消防本部などによると、患者は20代男性で、7月9日に陽性が確認された。幸手保健所は感染判明後、男性に緊急時の連絡先を渡して自宅待機を求めたが、男性は10日午前1時20分ごろに呼吸困難になり、家族が119番。通報を受けた市消防本部が幸手保健所に搬送先などを問い合わせたところ「深夜なので対応できない。消防本部で受け入れ先を探してほしい」と言われたという。

 救急隊が到着した時には男性の容体は安定したため、救急隊は本人と相談し、搬送せずに引き揚げた。市消防本部の担当者は取材に「今回は持ち直したから良かったが、県はしっかり体制を整備してほしい」と話す。県保健医療部は29日、「搬送が必要であれば保健所として(改めて)調整する予定だった」と釈明した。

 埼玉県内では4月に自宅待機中の感染者の体調が悪化し、死亡する例が2件判明。県議会関係者は「死亡例に対する反省や改善が見られない」と県の対応を疑問視している。【鷲頭彰子】

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