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「全員、被爆者と認めてもらえたよ」 認定分かれた3姉妹、両親の遺影に報告へ

判決後に姉(右)と握手を交わす前田千賀さん(中央)。左は妹の西村千空さん=広島市中区で2020年7月29日午後2時28分、山田尚弘撮影

 「全員、被爆者と認めてもらえたよ」。広島原爆で「黒い雨」に遭った住民ら84人に被爆者健康手帳を交付するよう広島県・広島市に命じた29日の広島地裁判決。法廷で勝訴の瞬間を迎えた原告の前田千賀(ちか)さん(78)は、地裁前で待っていた姉と妹に駆け寄ってそう言った。同じ集落で雨を浴びながら、3人は国の「線引き」で区別されてきた。亡き父らが救済を求める運動を始めてから42年。「ようやく声が届いた」。涙が止まらなかった。

 開廷した午後2時、地裁前。とどろいていた雷が収まり、土砂降りだった雨がやんだ。「全面勝訴」と書かれた垂れ幕を弁護士が掲げると、原告や支援者から「すごい」「よかった」と歓声が上がり、拍手の輪が広がった。

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