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ALS患者嘱託殺人 日医会長「安楽死の議論の契機にすべきではない」

中川俊男・日本医師会長=宮本明登撮影

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 京都の筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者の嘱託殺人事件を受け、日本医師会の中川俊男会長は29日の定例記者会見で、「患者から死なせてほしいという要請があったとしても、生命を終わらせる行為は医療ではない」と述べた。

 中川会長は、医療の目的は治療と健康増進で、患者が死を望んでも「患者がなぜそのように思ったのか、患者の苦痛に寄り添い、ともに考えることが医師の役割だ」とした。逮捕された2人は主治医でもなく、事件前に診療もしていなかったことから、「医の倫理に照らす以前に一般の社会的規範を大きく逸脱しており、決して看過できない」と批判した。

 また、日本医師会では「ALSの発症は直ちに人生の最終段階ではない」と確認していると説明。今回の事件は安楽死や尊厳死に当たらず、「安楽死の議論の契機にすべきではない」と訴えた。【原田啓之】

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