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再開の土俵

五月場所の休場を経て再開された大相撲の七月場所。日本相撲協会が新型コロナウイルス感染対策の徹底を図る中、困難な状況で土俵に立ち向かう力士たちの姿を追います。

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70年続く大相撲名物がコロナ禍で変革 「森永賞」に反響

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森永賞の懸賞旗=東京・両国国技館で2020年7月26日、喜屋武真之介撮影
森永賞の懸賞旗=東京・両国国技館で2020年7月26日、喜屋武真之介撮影

 新型コロナウイルスの感染拡大は1951年から続く「名物」に大きな変革をもたらした。

 1、5、9月の東京場所で毎日、投票で選ばれた好取組にかけられる「森永賞」という懸賞がある。観客が森永製菓の商品の空き箱を使用し、両国国技館内に設置された箱に投票する。森永製菓によると、商品のキャラメルの広告に力士が起用されるなどの関係があり、51年初場所で始まった。85年初場所は「グリコ・森永事件」で中止になったが、来場者の楽しみの一つとして長く親しまれている。

 今年は5月の夏場所が中止され、7月場所は名古屋から東京に移り、当初無観客での開催方針が示された。このため、森永製菓は今回、ウェブ投票を初めて行った。担当者によると、館内投票は1日200~500票だが、今場所は1000票を超えるという。大改革に、担当者は「今場所は多くの方に楽しんでいただいている」と手応えを感じているようだ。もっとも、今後も続けるかどうかは本場所の開催方式次第で、今のところ未定とい…

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