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芥川・直木賞 読む側、価値観変化も 選考経過を振り返る

高山羽根子さん=Ⓒ新潮社

 第163回芥川・直木賞(日本文学振興会主催)の受賞作が決まった。芥川賞は高山羽根子さん(45)の「首里の馬」(『新潮』3月号)と遠野遥さん(28)の「破局」(『文芸』夏季号)、直木賞は馳星周さん(55)の『少年と犬』(文芸春秋)がそれぞれ選ばれた。新型コロナウイルスの感染防止に万全を期しながら進められた今回の選考経過を振り返る。

 芥川賞選考委員の吉田修一さんによると、2回目の投票に残った高山作品と遠野作品、石原燃さんの「赤い砂を蹴る」(『文学界』6月号)の3作の点数が横並びとなった。△の評価が多かった石原作品が議論の末、選外となり、○と×が半々程度だった高山、遠野の両作の受賞が決まったという。

 3回目の候補となった高山作品は、初めから支持を集めた。「作者が何を書きたくて、これから何を書いていくのかがなんとなく見えてきた」と肯定的な意見があったという。一方「舞台の沖縄についてはちょっと描き足りないのではないか」などとマイナス評価もあった。

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