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生殖幹細胞を大量増殖 ニジマス1匹から1700匹ふ化 東京海洋大チーム

試験管で増殖した生殖幹細胞から生まれたニジマスの成魚=東京都港区の東京海洋大で

 <ピックアップ>

 ニジマスの卵や精子のもとになる生殖幹細胞を、試験管で大量に増殖させることに世界で初めて成功したと、東京海洋大の吉崎悟朗教授(魚類養殖学)のチームが国際的な科学誌「コミュニケーションズバイオロジー」に発表した。たった1匹の雄の幹細胞から卵や精子を作り、1700匹がふ化した。順調に成魚に成長しており、貴重な水産資源の魚を保護しつつ、大量生産を可能にする技術として期待される。

 吉崎教授は、養殖生産や絶滅危惧種の保全に貢献したいと説明し「ニジマスに近いサケやマスの仲間ならば、数年で保全事業に活用できる。クロマグロへの応用も5年程度で実現化を目指したい」と話した。

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