メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

号外新型コロナ、国内の死者5000人に
科学の森

生物の機能、再現し実用化 バイオミメティクスが急進展

 生物が持つ機能や特徴を模倣して、役立つ技術を開発する研究分野がある。「バイオミメティクス」と呼ばれ、観察技術の向上などを背景に、近年急速に進展している。また、生物の実際の成長過程もまねすることで、低コストで生産する方法も見いだされている。

 バイオミメティクスは古くて新しい技術と言われる。イタリアの芸術家レオナルド・ダビンチが、鳥の観察を元に飛行機を作ったのが一例とされる。20世紀前半には、蚕の絹糸をまねた化学繊維のナイロンや、キク科の草のオナモミに倣った面ファスナーが実用化された。公立千歳科学技術大(北海道千歳市)の下村政嗣教授(高分子科学)は「遺伝子組み換えなど生物の働きを活用するバイオテクノロジーとは異なり、生物の機能を人間の力で再現する技術」と説明する。

 再現するためには、生物の体などの構造を電子顕微鏡などで詳しく調べる。こうした観察技術の進展を背景に、微細な構造を人工的に作る研究が進んでいる。

この記事は有料記事です。

残り1369文字(全文1776文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. ファミマ・お母さん食堂に異議 声上げた高校生に「慎吾ママ」生みの親がエール

  2. 香取慎吾さん「声に出せることしか投稿しない」 SNSでの中傷がテーマのドラマに主演

  3. 二つの支持率が占う菅政権の今後 政権運営力低下を無情にも示すその「差し引き」

  4. #自助といわれても 気づいたら全財産103円 42歳女性が「見えない貧困」に落ちるまで

  5. GoTo客受け入れ8宿泊施設で5人以上感染 10月下旬までに 情報公開請求で判明

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです