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新型コロナ、夏休み短縮 教室の涼、一苦労 エアコン付き間借り/午前のみ/冷却タオル

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福島県相馬市は、熱中症予防として、災害時用に備蓄していた水を氷で冷やし、児童に配った=福島県相馬市で21日、和田大典撮影
福島県相馬市は、熱中症予防として、災害時用に備蓄していた水を氷で冷やし、児童に配った=福島県相馬市で21日、和田大典撮影

 コロナ禍による休校で生じた学習の遅れを取り戻すため、今年は多くの学校が夏休みを短縮する。エアコンがない教室では熱中症も心配される。各地の教育委員会は、あの手この手で「涼」をとる工夫をしている。

 宮崎市では、夏休みの短縮は小学1~5年生と中学1~2年で2日間だが、最終学年の小6と中3は学習内容の翌年度への繰り越しができないこともあり7日間と5日長い。公立小学校47校のうち30校は普通教室にエアコンがなく、小6は、近接する中学校でエアコン付きの教室を“一時利用”したり、自校のエアコンがある特別教室に机や椅子を移動したりして乗り切る計画だ。

 金沢市では小学校が4~6日間、中学校が8日間夏休みを短縮する。全小学校の約半数にあたる25校、全中学校24校1分校で教室にエアコンがないため、授業は比較的気温が低い午前のみとし、各教室には大型の送風機を置いた。

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