点字毎日5000号 紙面を振り返る(一)創刊号と1000号(その1) 大正デモクラシーのうねりの中

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 1922(大正11)年創刊の「点字大阪毎日」(「点字毎日」の前身)。大正、昭和、平成、令和と四つの時代にわたり、視覚障害者への情報提供や社会への発信、後世に記録を残す役割を続けてきた。節目となった記念号の紙面を、当時の社会情勢と共に振り返る。初回は、創刊号と1000号。【佐木理人、澤田健】

 大阪毎日新聞社社長・本山彦一の決断で創刊が決まった「点字大阪毎日」。その初代編集長に招かれたのが、中村京太郎だ。日本で初めて全盲の普通科教員として教壇に立ち、文部省の委託で初の全盲留学生として渡英した経歴を持つ人物に白羽の矢が立った。

 そんな中村の思いは、創刊号の「発刊の言葉」に記されている。

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