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東京都千代田区の石川雅己区長が自身の刑事告発を理由に区議会の解散通知を出した問題で、区議会の混乱は29日も続いた。予算特別委員会の出席を巡り区長と区議側の主張は平行線をたどり、刑事告発の引き金となった「百条委員会」の証人として訪れた区長の次男は、区議の身分について“逆質問”をぶつけた。解散の手続きが有効であれば区議選を告示することになるため、区選挙管理委員会は対応を協議している。【井川諒太郎】
「私の解釈で解散している」「議会は存在しないので出席しない」。午後2時前、区長室の前で、区長は淡々と繰り返した。相手は河合良郎・予算特別委員長ら区議3人。委員会に出席して資料を提出するよう、説得しようとしていた。区議側は「違法状態だ」「なぜ出席しない」と追及したが、双方の主張は平行線をたどった。
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