米航空宇宙局(NASA)は30日、火星表面の土壌から生命の痕跡を探す探査車「パーシビアランス」を南部フロリダ州の発射場から打ち上げる。開発に参加したNASAの日本人技術者3人も出発を見守る。探査車が火星表面で自らの判断で走るためのプログラムづくりをした小野雅裕さん(37)は「地球外生命の痕跡発見という大きな科学の一歩になるかもしれない」と期待を込めた。
探査車は6輪で小型車ほどの大きさ。2021年2月に火星に着陸する。1日数百メートル走行し、ロボットアーム先端の掘削装置で岩や砂を掘り、筒状の容器に詰める。容器は火星の表面に置いておき、将来別の探査で回収、地球に持ち帰る。
この記事は有料記事です。
残り295文字(全文584文字)
毎時01分更新
3月で東日本大震災の発生から10年になる。仙台市出身のお笑…
新型コロナウイルスの感染拡大に収束の兆しが見えない中、今年…
新型コロナウイルスの急速な感染拡大で各地の病床が足りなくな…