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崩れる1国2制度・人々の思い

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突然の降格人事も「政府にもの申すことも公務員の役割」 香港政府労組会長・顔武周さん

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新型コロナウイルスの感染拡大を受け、リモート取材に応じる顔武周さん(スマートフォンの画面を撮影)=香港で2020年7月20日、福岡静哉撮影
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、リモート取材に応じる顔武周さん(スマートフォンの画面を撮影)=香港で2020年7月20日、福岡静哉撮影

 香港政府の職員で作る労働組合「新公務員工会」の会長、顔武周さん(30)は、中国が香港への統制を強化する「香港国家安全維持法」(国安法)が6月に施行される前後から、政府当局の公務員に対する圧力が強まったと感じている。

 中国政府が5月に国安法の制定方針を示したことを受け、新公務員工会は民間労組などと、国安法に反対するストライキ実施の是非を問う住民投票を計画した。

 投票10日前の6月10日、職場で突然、上司に告げられた。「1級主任代理から2級主任に戻す」。降格人事だった。理由を聞いても「行政運営上の必要性」としか説明がなかった。

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