香港選挙管理当局 穏健派含む民主派12人の立候補を禁止

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立法会選への立候補を届けた際、記者団の取材に応じる民主活動家の黄之鋒氏=香港・黄大仙で2020年7月20日午後0時34分、福岡静哉撮影
立法会選への立候補を届けた際、記者団の取材に応じる民主活動家の黄之鋒氏=香港・黄大仙で2020年7月20日午後0時34分、福岡静哉撮影

 香港の選挙管理当局は30日、立法会(議会)選挙(定数70、9月6日投開票)に立候補を届け出た民主活動家の黄之鋒氏(23)ら民主派12人の立候補を禁止した。中国が香港の統制を強化するため制定した国家安全維持法(国安法)に反対していることや、政府が立法会に提案する議案を否決すると表明していることなどを理由とした。さらに多くの民主派候補が出馬禁止に追い込まれる可能性がある。

 2016年は「香港独立」を視野に入れた主張をしたとして急進派の6人が出馬を禁じられたが、今回はこれを大きく上回る過去最大の規模。穏健的な民主派も出馬を認められなかった。憲法に当たる香港基本法で保障された被選挙権は、形骸化が顕著になっている。ポンペオ米国務長官は、立法会選が「自由で公正な形」で実施されるよう要求しており、米国は中国への圧力を更に強めそうだ。

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