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局内外から「情報公開否定」の声 NHK経営委、かんぽ不正議事録「開示」

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毎日新聞の情報公開請求に対し、NHKが回答した「議事録」。公表済みの会長厳重注意の議事経過に、別の公表済み文書の一部を追加していた=東京都千代田区で2020年7月29日、玉城達郎撮影
毎日新聞の情報公開請求に対し、NHKが回答した「議事録」。公表済みの会長厳重注意の議事経過に、別の公表済み文書の一部を追加していた=東京都千代田区で2020年7月29日、玉城達郎撮影

 NHK経営委の対応は、情報公開審議委の全面開示の答申をないがしろにするものだった。「開示」と銘打ちながら、実態は公表済みの簡単な議事概要を切り貼りしただけ。局内外から「情報公開制度を否定する大問題で、開示の偽装と言える。視聴者の受信料で運営され、高い透明性が求められるNHKの信頼を損なう」(NHK関係者)などと批判が上がる。【NHK問題取材班】

以前発表の文書を「コピペ」

 審議委は、NHKがいったん不開示と判断した情報公開請求に対し、視聴者が再検討を求めた際に、中立的立場で意見を述べる第三者機関。毎日新聞は、昨年12月に経営委が会長厳重注意の議事録を「不開示」としたため、再検討を求めていた。これに対し、審議委は今年5月、全面開示を答申した。

 今回のNHKの回答文書は、経営委が開示を拒否してきた議事録について「公表する形で整理・精査されたものではないため、改めて整理した」と前置きしつつ、「(審議委の)答申を踏まえ、内容を開示する」との経営委の判断を記した。しかし、その実態は「開示」とはほど遠い。

 毎日新聞が情報公開請求したのは18年10月23日の経営…

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