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「女性は生きるために努力していた」 主治医が悔しさ吐露 ALS嘱託殺人

 

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 難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)の女性患者が薬物投与で殺害されたとされる事件で、主治医は女性について「生と死への思いで非常に揺れ動いていたが、生きるための最大限の努力をしていた」と取材に話した。

 女性は京都市の林優里さん(51)。2011年にALSを発症し、翌12年5月に主治医のクリニックを訪れた。約半年後に在宅医療が始まり、主治医やケアマネジャー、ヘルパーなど約30人の支援チームで24時間介護に当たってきた。

 女性は19年11月の事件直前まで最新の治験を自ら調べて主治医に相談するなど、積極的に治療について学んでいた。主治医は「知性のある人で、私の知らないことまで調べていた」と明かした。その一方、19年初めごろから死への意識を強めていく印象もあったという。

 ヘルパーが女性の好きな猫や犬を連れて来たり、クラシックの演奏会を開いたりするなど、女性の「生きたい」という思いに応えようと支援者とともに治療してきた。主治医は「必要なことは全てやった。足りないものや欠けていたものがあったとは思わない」とした上で、「何があれば生きようと思い続けることができたのか、考えていかなければならない」と悔しそうに話した。【鶴見泰寿】

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