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特集ワイド

負の歴史、真実探る 中国・王兵監督の「死霊魂」

映画「死霊魂」の一場面=ⒸLES FILMS D′ICI−CS PRODUCTIONS−ARTE FRANCE CIN〓MA−ADOK FILMS−WANG BING 2018

 ドキュメンタリー映画の鬼才、中国の王兵(ワンビン)監督(52)による8時間26分に及ぶ大作「死霊魂(しれいこん)」(2018年)が日本で公開される。毛沢東時代の1950年代末、中国共産党を批判した人々を粛清した「反右派闘争」。大飢饉(ききん)とも重なり、再教育収容所で多くの人たちが飢えに苦しみ亡くなった。そんな闇の歴史を数少ない生存者の証言から掘り起こした力作だ。どんな思いで長い映画を撮ったのか。北京在住の王監督にビデオ電話でインタビューした。

 日本占領時代に築かれた中国東北部の製鉄都市の末路を撮ったデビュー作「鉄西区」(99~03年)が9時間5分、反右派闘争の時代を生き抜いた女性の証言を記録した「鳳鳴(フォンミン)―中国の記憶」(07年)が3時間3分と、デジタルカメラ1台で歴史を描く王兵作品は、どれも長編だが、8時間半はやはり長い。

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