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シネマの週末・時代の目

海辺の映画館 キネマの玉手箱 大林監督、真摯に自在に

映画「海辺の映画館 キネマの玉手箱」の一場面

 新型コロナ禍で延期となっていた大林宣彦監督の遺作が、ようやく公開。戦争への危機感を強めていた大林監督の思いの丈が、映画への愛情とともにほとばしる。

 閉館する尾道の映画館、最後のオールナイト上映で、日本の戦争映画特集を組んだ。観客の毬男(厚木拓郎)、鳳介(細山田隆人)、茂(細田善彦)の3人が、希子(吉田玲)とともに画面の中に入り込んでしまう。3人はヒロインとなった希子を救おうと奮闘し、戦争を体験することになる。

 江戸時代から太平洋戦争まで、近現代史の戦争を総まくり。加えて無声白黒時代から映画の変遷もたどりジャンルも総覧、全編合成、極彩色の色遣い、中原中也の詩を引用しながら、字幕とナレーションも多用して冗舌多弁。物語も語り口も自由自在の独壇場、目が回りそうな2時間59分である。

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