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さらに充実した講義を=高橋興さん /青森

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高橋興さん
高橋興さん

 <TOUHOKU SAIHAKKEN>

高橋興さん(青森中央学院大経営法学部教授)

 私が14年間担当している講義「暮らしと地域」は、全15回のうち10回程度が外部講師の講演である。テーマは本県の産業や歴史と文化、人口減少などの今日的な課題で、市民に公開し、市民と学生が共に学ぶ形だ。

 受講する市民は高齢者も多いが、メモをとりながら熱心に聴講し、時には鋭い質問や意見で講師を緊張させる。こうした姿を学生が見て、学び続けることの大切さなどを感じとるよう願っての授業形態である。幸い、市民のご理解で、毎回100人前後の方が聴講してくださる。

 今年は受講者募集の開始寸前、コロナ禍の全国的な状況が深刻化。結局、大学の3密排除等の方針で非公開とした。受講者は学生のみ、例年と全く違う雰囲気の中で続く内容の濃い講演を、市民に聴いていただけない無念さが募っていた6月初め、さらに残念な事態が生じた。五所川原市の大型ショッピングセンターで、20年余り運営されてきたカルチャーセンター「エルム文化センター」の同月末での閉講決定だ。

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