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夏の高校野球・独自大会

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夏の高校野球・独自大会

注目選手/中 打者を圧倒したい 最速146キロ シャピロ・マシュー・一郎投手(国学院栃木) /栃木

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国学院栃木のシャピロ・マシュー・一郎投手=宇都宮市西川田4の県総合運動公園野球場で
国学院栃木のシャピロ・マシュー・一郎投手=宇都宮市西川田4の県総合運動公園野球場で

成長痛越え初登板

 「大器」がついにベールを脱いだ。26日の宇都宮南との独自大会2回戦。五回、最速146キロを誇る右腕は7番手として公式戦初のマウンドに上がった。

 グラブを顔の横に置く独特の構えから、左足の太ももを胸に付くほど高く上げる。ダイナミックな投球フォームは、プロ野球の佐々木朗希投手(ロッテ)を思わせる。「ミットを突き抜けるイメージで」。191センチの長身から放たれた角度のあるボールは、外角低めに構えた捕手のミットに吸い込まれた。1回を無失点に抑えたが、この日の最速は137キロ止まり。初登板を終えた右腕は「試合で投げられたことはうれしいが、腕が振れず球速が出なかった。1週間でしっかり調整したい」と気を引き締めた。

 海外向けに大相撲のラジオ解説などをしている米国人のデビッド・シャピロさんと日本人の母親の間に生まれた。中学生で既に身長は180センチ以上あり、3年時には軟式で最速130キロ台中盤を記録。東京都選抜にも選ばれた。多くの高校から誘われたが、「選手の自主性を尊重し、環境やスタッフにも恵まれている」と国学院栃木に進んだ。

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