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ぐるっと東日本・アートを歩く

芸術さんぽ トリック3Dアート in COEDO(埼玉県川越市) /東京

トリックアートの世界を楽しむ家族連れ。来館者は大笑いしながらカメラのシャッターを切っていた=7月11日午後、駒木智一撮影

 川越市は蔵造りの街並みが続き、江戸の情緒が残る。そんな小江戸の川越一番街の一角に古民家を活用した美術館がある。足を踏み入れると、街並みに溶け込んだ外観からの予想を裏切るかのように、現代的でポップなトリックアートの世界が広がっていた。

 館内には、トリックアート作家の服部正志さん(58)が手がけた大小のトリックアート約30作品が所狭しと並ぶ。コンセプトは写真を撮って楽しむ参加型で、レンズを通すことで壁や床に描かれた三次元的な作品が真価を発揮する。先入観による錯視によって、来館者が絵画の中に迷い込んだかのような写真が撮れる。

 作品の一つ「ミニマシーン」ではモデルが小さく写り、「ワニのいる吊(つ)り橋」では本物と見まがうようなワニが立体的に飛び出して襲ってくる。ベストショットの目安となる立ち位置が床にしるされ、作品例を紹介してくれる心遣いもうれしい。また、アイデアや演技力次第では一つの作品から何種類もの不思議な写真が撮れ、可能性は無限大だ。

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