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彼女の場合、入院しただけでニュースになる。米連邦最高裁判所のリベラル派判事、ルース・ベイダー・ギンズバーグ氏(87)のことだ。7月中旬、発熱と悪寒で入院すると、そのニュースは世界を駆け巡った。翌日、退院したものの、がんの再発で薬物治療を受けていることを明かし、国民をやきもきさせている。2年前に転倒してあばら骨を折った時も、彼女の入退院は全米の関心事だった。
ニューヨークのユダヤ系家庭に生まれた。ロースクール時代に出会ったマーティン氏と結婚し、学びながら長女を育てた。通った大学には女子学生が少なかった。「だから私も結構モテたんです。デートした男性の中で、私に頭脳があることを評価してくれたのは彼だけでした」
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