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将棋

第78期名人戦七番勝負 豊島将之名人-挑戦者・渡辺明王将 第3局の11

 渡辺は[後]2九金(図)と放り込んだ。鬼気迫る捨て駒だ。[先]同飛は[後]6九飛成。この時、合駒が悪い。まず二歩のため歩は打てない。[先]4九金は[後]同竜で無効。[先]4九銀は[後]同竜[先]同玉[後]4八銀[先]3八玉[後]4七角成。[先]4九角は以下難解。豊島は[先]2九同玉と正確に応じた。

 息もつかせぬ連続王手が続いた。渡辺はさも読み切ったとばかりに、ノータイム指しだった。自信の手つきに映った。時折、おしぼりで坊主頭をぬぐった。先手玉が火の手から逃げ出すように、上部に遊泳してきた。くしくも、互いの玉が接近する。ドラマチックなニアミスに興奮した。

 しかし先手玉の不詰みが指し手を追うごとにはっきりしてきた。銀一枚では攻撃の手が続かない。渡辺の態度を信じ込んでいたが、逆転のシナリオは不発に終わった。

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