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新型コロナの影響で延期され、簡素化が模索される東京五輪。揺らぐ祭典の行方を見守る人々の戸惑いや期待を伝えます。

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それでも五輪をやるのか、選手の本音聞きたい ソウル柔道銅・山口香さん

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インタビューに答える山口香さん=東京都文京区で2019年12月24日午後3時16分、滝川大貴撮影
インタビューに答える山口香さん=東京都文京区で2019年12月24日午後3時16分、滝川大貴撮影

 アスリートにとって、五輪は他の大会とは異なるやりがいがある。いろいろな競技のアスリートが一堂に会し、マイナー競技にも光が当たる。メディアの扱いも大きく、日本人は五輪が好きだと感じてきた。

 しかし今回、五輪の延期が決まるまでの過程で、多くの人はぼんやりとしか知らなかった一面が見えた。さまざまな利害が絡み合い、政治的な理由で意思決定がなされていく、五輪の「裏側」とでも言うべき部分だ。

 今、「なんとか五輪を開催してほしい」と真剣に思っているのは、選手や関係者などコアな人たちだけだろう。新型コロナウイルス感染が拡大している諸外国の人たちが「なんとしてでも」と思っているだろうか。そうは思えない。新型コロナの影響や経済対策に関することで頭がいっぱいだろう。それは日本の人たちも同じだ。開催地でも、五輪が好かれる国でも、多くの人が「五輪がなくなっても仕方ない」と思っている状況だということ…

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