富山駅の南北接続 “100年に1度”が重なるなんて…肝煎り政策の行き先は?

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南北接続が始まり、富山駅の高架をくぐって北側に抜ける路面電車=富山市牛島町で2020年7月30日午後4時46分、砂押健太撮影
南北接続が始まり、富山駅の高架をくぐって北側に抜ける路面電車=富山市牛島町で2020年7月30日午後4時46分、砂押健太撮影

 今年3月、富山駅を挟んで南北を路面電車が直通運行する事業が始まり、富山市中心部の公共交通が劇的に変化した。利便性が向上し、乗客増加も見込まれたが、直後の4月に新型コロナウイルスの猛威が北陸に波及し、開業後4カ月が過ぎても伸び悩んだまま。富山市肝煎りの交通政策は思わぬ形で逆風に見舞われ、「南北接続」効果が表れるにはしばらく時間がかかりそうだ。

 2015年の北陸新幹線開業に伴い、富山駅付近は大きく変貌した。新幹線を通すため駅舎を高架化するとともに、市などは駅の南側を運行してきた富山地方鉄道の市内軌道線と、駅の北側を運行する富山港線とを富山駅の高架下でつなぐ事業を進めてきた。富山港線は市などが出資…

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