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エンタメノート

知恵袋、博覧強記の「先生」 旭堂南陵さんを悼む

桂米朝さん(右)、三代目桂春団治さん(左)らの口上を聞く小南陵改め四代目旭堂南陵さん=大阪市中央区の国立文楽劇場で2007年3月30日、三村政司撮影

 落語の「転失気(てんしき)」は、知ったかぶりの和尚(おしょう)さんが巻き起こす一騒動がおもしろいのだけれど、近ごろは知ったかぶりではない「ホンモノ」の物知り、ありがたい「先生」がとんといなくなってしまい、ネット検索が大きな顔をしている。

 あの立川談志さんですら知りたい時に頼りにしたのが、上方では桂米朝さん、そして東京では講談の一龍斎貞水さん。「夜中でも電話がかかってくるんだよ」と「貞水先生」は話されていた。

 そう、お気づきのように、講談師は「師匠」ではなく「先生」と呼ぶ。これは神田伯山さんのおかげで、「神田さんではなく伯山さん」と芸人は亭号(名字ではない)では呼ばないことと合わせて、かなり認知されるようになった。そうでないと、関西の講談界は、ほぼ全員「旭堂(きょくどう)」だから見分けがつかなくなる。

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