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「のぞみ」ダイヤ、新たな領域へ…1時間あたり最大12本 実現のカギはあの“職人技”

 

 開業して半世紀になる東海道新幹線のダイヤが8月、新たな領域に踏み出す。7日から「のぞみ」の1時間あたりの本数が、これまでより2本多い最大12本になるのだ。「ひかり」と「こだま」を合わせると、ピーク時は新幹線が3分半に1本のペースで東京駅を出発する。日中のJR山手線並みの「過密ダイヤ」だ。どうやって実現できたのだろうか。その背景を探った。【山本佳孝】

 6月のある平日。午後2時35分、東京駅16番ホームに上りの「のぞみ18号」が滑り込んできた。すべての乗客が降りると、入れ替わるように44人の清掃員が一斉に乗り込む。到着から16分後に迫る折り返し運転の準備だ。座席を次々に回転させて向きを次の進行方向に合わせ、床に落ちたゴミをほうきで取り除く。機敏な動きはまるで熟練した職人のよう。作業を終えた清掃員が降車すると、列車は「のぞみ95号」として定刻通り広島へ向かった。

 「10分清掃」。のぞみ12本ダイヤ実現のキーワードだ。運転本数を増やすには、折り返し運転が多い東京駅で、いかに時間を短縮…

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