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新型コロナ 教員支える「心の職員室」 悩み分かち合うネットの集い

「コロナ禍による学校現場の危機的状況を社会に伝えていく必要がある」と語るNPO法人「共育の杜」の藤川伸治さん。実態把握に向けたアンケート調査を実施し、分析を進めている=東京都千代田区で2020年7月21日午後6時56分、大久保昂撮影

 新型コロナウイルスへの対応に奔走する学校の先生たちが、仕事を終えた後に集まって悩みを分かち合うオンラインのグループがある。その名も「心の職員室」。2月下旬にフェイスブック上に開設されてから約5カ月で、参加者は1000人を超えた。感染防止対策に学習遅れの挽回など強いストレスにさらされている先生たちが支え合う場となっている。

 「心の職員室」を開設したのはNPO法人「共育の杜(もり)」。元中学教員の藤川伸治さん(63)が中心となって昨年10月に設立された。藤川さんは2000年から18年間、日本教職員組合の役員として、「世界一忙しい」と言われる日本の教員の働き方の見直しに取り組んだ経験を持つ。18年3月に定年退職した後も、現場の先生を支え続けたいとの思いからNPOを立ち上げた。

 本格的に活動を始めようとした矢先、中国に端を発した新型コロナの問題が国内へと波及し始めた。徐々に増える感染者数を見て、藤川さんは「学校現場は大変なことになる」と直感した。2月22日、先生たちが職場の課題や悩みを本音で語り合う場として、フェイスブック上に「心の職員室」を開設した。この5日後、安倍晋三首相が全国一斉休校を発表し、学校現場が翻弄(ほんろう)される日々が始まった。

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