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楽庫・ライブ

ハリー・ベラフォンテ「アット・カーネギー・ホール」(1959年録音)

 

 <楽庫(らっこ)>

 黒人差別問題は、何年かに一度必ず表面化し騒ぎが激化する。そのたびに思い出すのが、ハリー・ベラフォンテであり、1959年4月19、20日の2日にわたって米ニューヨークのカーネギー・ホールで行われた彼のチャリティーコンサートを収めたこのアルバムである。

 ベラフォンテの名前をリアルタイムで聞いて思い出せるのは60歳以上であろう。カリプソブームを作った「バナナボート」はじめ「マティルダ」「さらばジャマイカ」「シェナンダー」など世界的な大ヒットを生み出したのだ。

 27年3月、ニューヨーク生まれで、出自はマルティニク系の父とジャマイカ系の母を持つ黒人である。56年に、トリニダード島の労働歌「バナナボート」を大ヒットさせトップ歌手となる。その後も、黒人奴隷の歴史や背景を想像させる歌を歌い続ける。このコンサートでも「コットン・フィールズ」「聖者の行進」など「非白人歌」のオンパレード。公民権運動に火が付こうという、まさにその時代の先頭打者である。このアルバムは、…

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