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脱毛症の女性 ウイッグ外しても、私は私

ウイッグを外し、めいたちと写真に納まる横山旭さん(右)=神戸市垂水区で2020年6月14日、猪飼健史撮影

 脱毛症によって髪の毛を失いながらもウイッグ(かつら)を外す女性たちがいる。どうしたら自分のことを認め、好きになれるのか――。葛藤しながらも前向きに生きる彼女たちの歩みを伝えたいと思い、撮影に向かった。

 神戸市垂水区の姉宅でめいっ子とくつろぐ横山旭(あさひ)さん(38)はスキンヘッドだった。小学生の頃から脱毛と回復を繰り返し、2年前に全ての毛髪が抜け落ちた。会社員としての日常生活ではウイッグを着けて外出するが、めいっ子たちと会う時は外している。「子どもたちにいろんな人がいることを知ってもらいたいんです」。カメラを向けてもその姿は自然体だった。

 脱毛症はリンパ球が毛根を攻撃する免疫疾患が原因の一つとされる。「髪の毛が抜けていく過程では、鏡の前で涙し、生きる意味を見失いそうになったこともある」と横山さん。それでも全て抜け落ちた時に、当時交際していた男性から言われた「べっぴんさんな頭だね」という言葉に救われた。「髪がなくても女性として輝くことができると気付きました」と振り返る。

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