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李元総統しのぶ献花台に市民が列 「民主化なければ台湾は今も中国大陸のようだった」

李登輝元総統の遺影に花を手向ける蔡英文総統(手前)=中央通信提供

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 7月30日に97歳で死去した台湾の李登輝元総統をしのぶ献花台が1日、台北市の迎賓館「台北賓館」に設置された。早朝から大勢の市民が行列を作り、台湾の民主化を先導した業績に思いをはせた。献花台は16日まで設置される。

 献花台には李氏が笑みを浮かべる写真が飾られた。蔡英文総統も早朝に訪れ、花を手向けた。会場には参拝者が付箋に思いを記して貼るメッセージボードが設置されており、蔡氏は「あなたが民主的な台湾を末永く見守ってくれる」と記した。日本の対台湾窓口機関「日本台湾交流協会」台北事務所の泉裕泰代表(駐台湾大使に相当)も訪れ、李氏をしのんだ。

献花台が設置された迎賓館「台北賓館」には大勢の市民が早朝から列を作った=台北市で2020年8月1日午前、陳瑞涓撮影

 台湾北部・桃園市から献花のため訪れた邱顕宇さん(31)は「独裁体制だった台湾で李元総統が民主化の道を切り開いてくれた。民主化が成功していなかったら、台湾は今も中国大陸のように自由のない場所だったかもしれない」と毎日新聞に述べた。直接投票により総統を選べるようになった功績を取り上げ、李氏への謝意を表した。

 李氏の葬儀日程は未定。台湾の中央通信によると、遺骨は北部・新北市にある軍人墓地に埋葬される見通し。【香港・福岡静哉】

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