広島と長崎は原爆投下から75回目の夏を迎えた。キノコ雲の下で何が起きたのかを捉えた映像は存在しない。住み慣れた街が地獄絵図と化し、人々はどんな体験を強いられ、どんな恐怖にさらされたのか。原爆への怒りに突き動かされた反骨の漫画家は、脳裏に焼き付けた惨状だけでなく、差別など被爆者が抱えた苦悩までも世に知らしめた。記録報道「2020ヒバクシャ」の6回目は、彼が残したものに迫る。
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