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思い出の試合をトップ選手が解説 第1弾は五郎丸選手から石巻工ラグビー部へ

トップ選手の解説付き動画を贈られた石巻工業高ラグビー部の選手ら=「スポーツを止めるな」提供

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 「いいスペース。面白い」「チームプランが明確でやることがしっかり分かっているね」。ラグビー元日本代表の五郎丸歩選手が、宮城県石巻工業高校ラグビー部が出場した公式戦の動画に解説を付けた。トップチームの試合さながらの実況である。

石巻工業高ラグビー部の試合に解説と実況を付ける、元日本代表の五郎丸歩選手(右)と野沢武史さん=「スポーツを止めるな」提供

 企画したのは一般社団法人「スポーツを止めるな」。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、最後の試合を待たずして引退してしまった選手たちなどの「思い出の試合」に、トップ選手が本格的な解説と実況を付けてプレゼントするというものだ。「青春の光」と名付けられた企画の第1弾である。

 解説付き動画は7月27日、オンライン上の上映会で披露された。石巻工業高が選んだのは、昨年6月3日の宮城県高校総合体育大会の3位決定戦。佐沼高と接戦を演じた試合だ。後半に石巻工業高のフォワードがゴール前5メートル付近で何度もラックを組み、じりじりと攻める場面。バックスはすぐ後ろで構えている状態だったが、五郎丸選手は「10番(スタンドオフ)が少し動くだけで(相手の)フルバックは気になるし、そういったところも工夫すると面白くなる」などと解説した。

 石巻工業高は今年2月以来、公式戦を実施していない。ラグビー部の布施雅博部長は「こういう刺激を頂き、選手のモチベーションも上がる」と話す。3年の石田瑠主将は「自分たちのスタイルを褒めてもらえた。9月からは全国大会の予選が始まる。チーム一丸となって頑張りたい」と喜びをかみしめた。

 「スポーツを止めるな」は、コロナ禍で大会が中止となった高校生のラグビー選手にアピールの場を提供する企画「#ラグビーを止めるな2020」を他競技まで拡大しようと設立された。代表理事でラグビー元日本代表の野沢武史さんは「思い入れのあるゲームにコメントを入れることで、スポーツの良さを改めて感じた。仲間の輪を広げ、スポーツに大きなうねりを作っていきたい」と話している。ホームページ(https://spo-tome.com/)では、トップ選手が実況を付けてほしい試合動画を8月31日まで募集している。【尾形有菜】

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