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第103回全国高校野球選手権

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この試合に懸ける 投打の注目選手|センバツ交流試合

頼れるリードオフマンは「持っている」男 明石商・来田 交流試合の注目選手!

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甲子園でも勝負強い打撃を見せた明石商の来田涼斗=山田尚弘撮影 拡大
甲子園でも勝負強い打撃を見せた明石商の来田涼斗=山田尚弘撮影

 2020年甲子園高校野球交流試合の第5日第1試合で、明石商(兵庫)は桐生第一(群馬)と対戦する。明石商打線の軸となるのが、1番打者の来田涼斗中堅手(3年)だ。

 入学直後からリードオフマンを任され、甲子園で通算3本塁打と長打力も兼ね備える。昨春のセンバツ準々決勝では先頭打者本塁打とサヨナラ本塁打を同一試合でマークし、狭間善徳監督も「持っている」と絶賛。記録にも記憶にも残る一打を放った左打者だ。

 打席に向かう際に独特のルーティンを持つ。屈伸して両脚を1回ずつ蹴り上げ、打席内で体を後ろに大きく反らせてから構える。「よりバットを強く振れるように」との思いからだ。

 前に体が突っ込む悪癖を修正するために、目を閉じてバットを振るなど、一度打撃フォームを壊してから再構築を図った。その結果、右肩を開かないようにすることで「タイミングの取り方が変わってきた」と手応えをつかんだ。7月24日の兵庫独自大会初戦で4打席全てで出塁し2安打1打点。追い込まれてからはノーステップ打法を取り入れるなど、明石商のつなぐ野球を体現するため、出塁を第一に考える。

 甲子園は「思った以上のプレーができる、自分を成長させてくれる場所」と感じている。主将で迎える最後の舞台。「チームの先頭に立って、引っ張っていくことがやるべきこと」と、勝利に貢献するプレーを誓う。【藤田健志】

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