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信州取材前線

全日本酒を「7号酵母」で 原点回帰、達成間近に 諏訪・宮坂醸造、食卓に合う酒追求 /長野

全ての日本酒を協会7号酵母だけで造ろうと取り組む宮坂勝彦さん(左)と那須賢二さん=長野県諏訪市元町の宮坂醸造で

 全国各地の酒蔵が用いる「協会7号」酵母が生まれた諏訪市の「宮坂醸造」が、全ての日本酒を7号で造ろうと取り組んでいる。2018年から全銘柄で7号が主体となり、19年には使用割合が95%に達した。他の酵母を一切使わない「原点回帰」が間近に迫っている。【林田七恵】

 12~13年、英ロンドン。同社から販売代理店への出向研修で主力シリーズ「真澄」を含むさまざまな日本酒を現地の飲食店に売り込んでいた宮坂勝彦さん(34)=現社長室長=は「真澄の特徴って何だろう……」と考えあぐねていた。

 時代は、華やかで香りが高い酒が主流で、宮坂醸造も「香り系」のヒット商品を生んでいた。海外の営業現場に立つ宮坂さんの目には、それが「協会7号酵母発祥の蔵と売り込んでいるのに、現実の商品は、穏やかで落ち着いた7号の特徴から外れた、華やかでフルーティーなものもある。看板と実態が一貫していない」と映った。

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