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新型コロナ 静岡・伊豆、苦悩の海開き マスクせぬ客、続々

静岡県下田市の白浜大浜海水浴場は、4メートル四方の枠を設置し、ソーシャルディスタンスを保つ取り組みが行われている=静岡県下田市で2020年7月23日、古川幸奈撮影

 夏本番を前に、静岡県の伊豆半島では海水浴場が続々とオープンしている。新型コロナウイルスの影響で今夏は海水浴場を開設しない神奈川県や千葉県とは異なり、青い海や白い浜辺で歓声が上がる。だが伊豆半島は住民の高齢化が進み、医療体制はもろい。観光回復への期待とコロナ禍への不安で、首都圏に近いリゾート地が揺れている。

 政府の旅行需要喚起策「Go Toトラベル」が始まった翌日の7月23日。伊豆半島の南端にある伊豆急下田駅(下田市)の改札前では、自動体温測定装置が置かれ、利用客の体温が次々に画面に表示されていた。体温が37・5度以上なら、近くに待機する市職員が帰宅を促すこともある。市内で人気の白浜大浜海水浴場でも、入り口で体温測定がある。砂浜ではソーシャルディスタンス(社会的距離)を確保するため、大相撲の升席のように4メートル四方の枠で区切られている。海水浴客らは枠を意識してパラソルを置いていた。

 一方、海水浴場前のキッチンカーやコンビニエンスストアでは、マスクをせずにはしゃぐ水着姿の観光客も目立った。20~30代の同僚4人と東京都から訪れた女性(23)は「海がきれい。『インスタ映え』すると思って来た。自分たちが感染を広げるという不安はないですね」と楽観的だった。熱海市の長浜海水浴場では、浮輪などを貸し出す際に連絡先の記入を求める海の家もある。スタッフの男性は「対策をしっかりした人には来て…

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