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教材は自然 環境問題に取り組む11歳少女「地球をハッピーにしたい」

バレラシッド愛凛七(ありな)さん

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 「人が全ての生き物と分かち合って幸せに暮らせるよう地球をハッピーにしたい」。バレラシッド愛凛七(ありな)さんは環境問題を実践的に学習する「ハッピー・アース」を設立し、活動する。SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)や、各地のイベントに参加して環境保護の大切さを訴え、自らも行動する。二酸化炭素の排出量実質ゼロを目指す「ゼロカーボンシティ」を千葉県内で初めて宣言した山武市が、その旗振り役として期待する11歳の少女だ。

 「森の代わりに建物が建ち、庭に来る鳥が少なくなり、自分の周りで環境が破壊されていくのを見てきて地球を守らなくてはと思った」。小さい頃から英国人の父の影響で環境問題に関する知識や情報に触れてきた。2年ほど前、浜辺を清掃する「ビーチクリーン活動」に参加してマイクロプラスチックが生き物に与える悪影響を実感し、仲間とエコバッグ持参を呼びかけるポスターを作ってスーパーに貼ってもらうなど活動を始めた。自作の紙芝居で森の大切さを訴えることもあり、最近はコロナの影響で環境イベントのオンライン会議に招かれて発言することが多い。

 学校は2年生でやめて、私塾で自習やグループ学習する。「ダーク(な理由)でなくて学校は自分に合わなかったから。自然が多くのことを教えてくれる」と前向きな不登校を自認。自宅では無農薬で野菜を育てる。「学校では環境について教科書だけでなく実体験で学ぶ場がほしい」と注文を付ける。

 スウェーデンの環境活動家、グレタ・トゥーンベリさんのことを尋ねると「尊敬しているけど考えは違う。彼女は反対することで解決を目指すけど、私はみんなで何ができるかを考えて実行したい」。はっきりとした口調で答えた。【金沢衛】


バレラシッド愛凛七(ばれらしっど・ありな)さん

 2008年浦安市生まれ。3歳から山武市に両親らと住む。19年に青少年の全国スピーチコンテストで環境への思いを訴えて最優秀賞に選ばれ活動を本格化させた。ブログは(https://arinav.hatenablog.com

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