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新国立劇場バレエ団「竜宮 りゅうぐう」 鼓動で時を刻む鶴と亀=評・斉藤希史子

井澤駿(左)と米沢唯=鹿摩隆司撮影

 新型コロナウイルス禍のさなか、新国立劇場バレエ団が演出に森山開次を招いて新作「竜宮 りゅうぐう」を世に問うた。モチーフは「御伽(おとぎ)草子」の浦島太郎。ここでの亀は何と竜宮城の姫の化身で、緑の甲羅を模したチュチュが愛らしい(衣装・美術も森山自身)。一方、玉手箱を開けた浦島は瞬時に老いるばかりか、さらに鶴へと変化する。これは鶴と亀の千年・万年の恋物語なのである。

 前半は浜でのなれ初めからフグやサメがにぎやかに舞う竜宮接待まで。後半では、禁断の庭で四季の移ろいをのぞいた浦島が里心を起こす。だが戻った地上は700年後。思わず土産の玉手箱を開けた浦島は……。副題は「亀の姫と季(とき)の庭」と銘打たれた。

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