九州豪雨 元気に登校、村に希望 熊本・球磨で1カ月ぶり再開 村内外の避難所から/コンテナ仮設校舎も
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会えてうれしかったモン
九州豪雨で甚大な被害を受けた熊本県球磨(くま)村で3日、村内に三つある小中学校全校が授業を再開し、村に希望を与える子どもたちの元気な声が1カ月ぶりに響いた。自宅が被災して村内外の避難所などに身を寄せている児童生徒も多く、村教委はスクールバスを増便したり、授業開始時間を遅らせたりして対応した。豪雨後に休校した県内の学校は順次再開し、球磨村の3小中学校だけが残っていた。
球磨村立の渡(わたり)小(児童数78人)と一勝地(いっしょうち)小(同71人)、球磨中(生徒数83人)は、7月4日の災害で通学路が寸断され、ライフラインも断絶するなどして休校。村教委によると、児童生徒のうち数人が村外に転校し、約2割が一時転校している。入所者14人が犠牲となった特別養護老人ホーム「千寿園」と隣接する渡小の校舎は1階が水没するなど被害が大きいため、児童は当面の間、一勝地小の校庭に設…
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