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米国の選択

2020年大統領選 親トランプ州、感染爆発 再選戦略、大きく狂う

視察の際にマスクを着用するトランプ大統領=ワシントンで7月30日、AP

 11月3日の大統領選投開票日まで残り3カ月となった米国では、新型コロナウイルス感染による死者が15万人を突破した。経済活動が停滞し、危機発生前に好調な経済の恩恵を訴えていた共和党現職、ドナルド・トランプ大統領(74)の再選戦略は大きく狂った。選挙集会の自粛が続き、共和、民主両党の全国党大会も規模縮小を強いられるなど、パンデミック(世界的大流行)に襲われた前例のない選挙戦が進行している。【ワシントン高本耕太、古本陽荘】

 「感染拡大は制御不能の状態。科学や公衆衛生より政治が優先され、医療現場の声がかき消されている」。南部フロリダ州ウエストパームビーチの看護師、ダーリーン・デンプシーさん(52)は憤る。州南部の病院は集中治療室(ICU)の病床占有率が限界に近づいた。医療物資は不足し、スタッフのマスク交換は週1度だけ。共和党支持者だったが「ここの知事と大統領には二度と投票しない」と決めている。

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