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九州豪雨

2020年6月、梅雨前線の影響で九州各地が記録的な大雨に見舞われました。被害や復興の状況を伝えます。

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熊本・球磨村長「村の方向性、いまだ示せず」 九州豪雨1カ月

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毎日新聞のインタビューに答える熊本県球磨村の松谷浩一村長=同村役場で2020年8月2日午前11時17分、飯田憲撮影
毎日新聞のインタビューに答える熊本県球磨村の松谷浩一村長=同村役場で2020年8月2日午前11時17分、飯田憲撮影

 九州豪雨で被災した熊本県球磨村は、多くの集落が氾濫した球磨川の濁流にのまれ、壊滅的な被害を受けた。災害発生から1カ月を前に毎日新聞が村の被災者60人に実施したアンケートを踏まえ、松谷浩一村長(57)に被災状況や今後の復旧方針について聞いた。【聞き手・一宮俊介、飯田憲】

 ――毎日新聞のアンケートでは、自宅の再建や住まいの見通しが立たない人が6割いた。

 避難所にいる住民を対象にした村の調査でも、6割くらいは「仮設住宅」に入りたいと言われているが、残りの3、4割の中には「今は何も考えられない」という方がいる。そういうことだろうと思う。村としてもまだ方向性を示せない状況なので、不安に思われるのは仕方ないかなと思う。

 ――方向性を示せない理由は。

 今、私の考えだけでは何も言えない。村として、被災していない人も含めた全住民の意向調査をきちんとして、その上で、「こういう方向で行こう」と決めたい。

 ――意向調査はいつするのか。

 村では470世帯ほどが床上浸水し、8月1日時点で約190世帯、約400人が(村内外の避難所に)避難している。他の村民がどこに避難しているかは…

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