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読書日記

著者のことば 夢をかなえるゾウ4 ガネーシャと死神 水野敬也さん 余命わずか、幸せとは

『夢をかなえるゾウ4』の著者、水野敬也さん=東京都港区で2020年6月30日、屋代尚則撮影

 ■夢をかなえるゾウ4 ガネーシャと死神 水野敬也(みずの・けいや)さん 文響社・1738円

 2007年から続くベストセラーの第4弾となる新作である。迷える人の元に、なぜか関西弁を話すゾウの神様「ガネーシャ」が現れ、夢を実現するための課題を与えていくという小説形式の自己啓発書。今作では、病気で余命わずかと宣告され、絶望の淵に立たされた男性が登場する。特に、東日本大震災を機に「自分もいつかは死を迎える。それまでに何ができるか」を考え続けてきたといい、重いテーマを一つの形にできたことに、ほっとした表情も浮かべる。

 ガネーシャは、日本地図を初めて作製した伊能忠敬やマイクロソフト創業者のビル・ゲイツら、古今東西の偉人の言葉や逸話をひいて教えを説く。物語の展開に沿う逸話を調べるため、図書館に通い詰めるなど、徹底して文献にあたった。今回は、ダーウィンが7人の子供に資産を残すために財テクに精を出したとの話も登場。「病弱の子らを救うという切実なエピソードなら、死の恐怖におびえる相手でも、聞く耳を持つだろうと」

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