メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

岐阜支局長からの手紙

心は近づけて /岐阜

 東京都内で7月末、視覚障害のある男性が誤ってJR駅ホームから落ち、電車と接触して亡くなりました。

 全盲の落語家、桂福点さん(52)=大阪市=に聞くと、「コロナの影響だと思っている」とのことでした。

 福点さん自身、電車やバスで移動し、白杖(はくじょう)をつき1人で歩くことが多いです。知らない人からもよく「こっちですよ」「危ない」などと声をかけられていましたが、今はそれが無いといいます。方向を迷い立ち止まった時も話しかけられませんでした。新型コロナウイルス感染拡大で、人と人の間の距離を取ることが推奨されているからだと推測しています。

 4年前、福点さんはやはり全盲の知人がホームから転落して亡くなったことに衝撃を受け、駅での安全などを啓発する「おちない噺(はなし)」を創作しました。落語を書くために、転落し生還した視覚障害者や晴眼者にインタビューし、線路へ落ちる模擬体験を鉄道関連の建設会社でしました。私はその過程を密着取材させてもらいました。

この記事は有料記事です。

残り376文字(全文799文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. ファミマ・お母さん食堂に異議 声上げた高校生に「慎吾ママ」生みの親がエール

  2. 脳しんとうの力士が取り直し 土俵の安全性に警鐘 協会、初場所後に本格協議へ

  3. #自助といわれても 気づいたら全財産103円 42歳女性が「見えない貧困」に落ちるまで

  4. 警視庁担当記者が過激派「中核派」のアジトに入り、見た世界とは

  5. 二つの支持率が占う菅政権の今後 政権運営力低下を無情にも示すその「差し引き」

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです